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勉強が出来ない生徒さんへ
 

こちらでは「勉強が出来ない生徒さんへ」について書かせていただきます。どうぞご参考になさってください。

学習効果をあげる基本的な考え方

インプットとアウトプットの原則

テストで点数を取るには、どのようにしたらよいのか?

覚えたり、理解(インプット)したものを正確にアウトプット(解答)できるようにトレーニングするだけです。

この原則は、学校の科目だけではなく、弁護士や会計士など、様々な資格を取るための学習でも同じことが言えます。

そのためには、効率よくインプットする方法と、無駄のない高率(中身の濃い)的な繰り返し学習(アウトプット)をすることが必要です。

インプットをする前に、全体をざっと見る習慣

学習をする場合、新しい単元があり、知らない言葉(用語)が出てきます。

知らない言葉・初めて出会う言葉は、人によっては、自然と拒絶反応を示してしまうことが多いです。そのため、事前にどんな新しい言葉があるのか目を通すことで、拒絶反応に免疫をつけることをするのです。新しい用語については、詳しく授業で理解すればよいのです。

ですから、まずは、新しい用語がどんなものか、知っておくだけでも学習効率をあげることができます。

  1. 学習の全体像を見る・知る。あるいは、説明してもらう。詳細は知らなくても全体を知ること
  2. 単元の学習目的や狙いを理解する(先生が話す学習目的を聞き逃さない)
  3. 教科書の各項目の見出しを必ず確認

※一流大学に合格する学生は、ほとんどがまず、全体をざっと見る習慣を持っています。

効率のよいインプット方法

インプットの目的は、情報を整理して理解することです。

情報を入れる方法はいくつもあります。
情報が混乱しないように正しい情報源を持つことが重要です。

では、正しい情報源とは?・・・それは、教科書です。
理解が乏しいと思った場合は、教科書の基本に戻ることを勧めます。

インプットの方法は以下の通りです。

  1. 教科書を読むこと
  2. 参考書のポイントを理解する、定義を読む、または、ノートにポイントや定義を書き出す。
  3. 先生の説明を受けること
  4. 外部コンテンツによる説明授業を受けること

上記のような方法でインプットし、学習単元の理解を進め、理解ができれば、次のステップは正確にアウトプットする練習です。ただし、インプットの段階で、難し過ぎると脳が拒絶します。簡単すぎても頭に残りません。

お子様にとって適度に難しく、適度に簡単であるちょうど良いレベルであることが大切です。

プロの学習塾の講師は、その適度がわかるため個別にスムーズにインプットができます。

※注意、プロでない学生や友達など素人からの説明は、情報が混乱するためNG

高率のよいアウトプット方法

アウトプットの目的は、理解したり、暗記したものをより正確に、より早くアウトプットすることです。

ここでは、効率(方法)よりも高率(中身の濃さ)を重要視することです。
最初は、ミスがあってもよいので、以下の手順でトレーニングすることが大切です。

  1. 1回目:どんな問題に対して、自分が苦手としているのか?発見する目的で解く
    (プリントでない場合は、問題をノートに書いて解く、詳細はノートの取り方で)
  2. ミスした問題を分類する(理解不足、暗記不足、ケアレスミス)
  3. 2回目:分類にわけたものを分析し、再度学習する。
    理解不足→再度インプット 暗記不足→暗記練習 ケアレスミス→再度①のやり直し
  4. 3回目もう一度、ミスを中心にスピードを意識して解く

※特に用語を答えるだけの、暗記問題については、解答スピードがあることが重要です。

暗記偏重の学習であるが・・・

暗記偏重の学習は、よくないと言われて久しいです。

もちろん暗記だけの学習に終始する方法は、よくありません。

しかし、基礎学力をつけるためには、暗記学習は、重要な学習方法の一つであることは、否定できません。少なくても情報が頭に入っていなければ、考えて解答を導きだすにも、考える元の材料がなければなりません。

ですから、暗記学習は、基礎力をつける最初の1歩であるわけです。 

予習と復習どっちが大事?

予習と復習、どちらが重要か?と言われれば、復習が大事です。

しかし、予習をしなくてよいというわけではないです。

予習の目的は、理解をするのではなく、授業で何を学ぶのか、わからないところはどんなところかを事前に把握しておき、集中して授業を聴くポイントをつかむことです。

そのような作業をするだけで、

予習=事前インプット 授業(インプット)→復習 になり、脳への定着率が高くなります。

そして宿題は、復習の復習=アウトプットのトレーニングになります。

このサイクルが定着すると学力は自然にあがります。

ノート使い方・考え方

ノートは用途によって活用方法がわかれます。

①暗記系ノート と ②思考系ノート の二つに大きく分けられます。

 

よく1冊のノートに全てをまとめて使う人がいますが、見直した時に、いつ、どんな問題をミスしたのか、自分自身がわからなくなります。自分自身を混乱させることになるため、1冊のノートで全てを活用することは、お勧めできません。
また、ルーズリーフなども使う人もいますが、基本的な使い方を理解した上で活用することをお勧めします。(まとめることを重点に置いたノートに対しては、書き直しに役に立つのはルーズリーフです)

 

①暗記系ノート:インプットするものを暗記しやすくするために整理して、繰り返し使うノート

暗記系とは:社会、理科、英語の教科書の本文まとめ、英語の文法・国語の文法
※各科目別の活用方法は、別途詳細

②思考系ノート:アウトプットの練習のためのノート、たくさんアウトプットするのが目的

思考系とは:数学、理科1分野の計算、2分野の一部計算、国語全般、英語の問題、単語練習
※各科目別の活用方法は、別途詳細

ノート購入の考え方

よくエコを意識して、ノートを贅沢に使うこと、

例えば

  • 小さく文字を書く、
  • なんでも詰めて書く、
  • 大きく書くこと

を、「良し」としない人がいます。

エコを言う前に、効率よく学習することこそエコだと思いましょう。

社会に出たときにエコな人間として活躍できることこそ、大切なことです。
その為の力をつけるために、必要以上に倹約せずに、必要なだけしっかりとノートをつかいましょう。

ノートを購入する場合は以下の事を意識してみましょう。

  • 各科目別にノートを用意する
  • かっこよいより、書きやすい
  • 分かりやすくノートが取れる 

を目安とし、あえて高価なものを買う必要はないです。

インプットとアウトプットの原則を理解した方からすれば、アウトプットするほど学習効果は出ます。

つまり、ノートに書けば書くほど、学習効果があるわけです。