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情報科学Tips
 

HALLO担当講師ブログ

HALLO担当講師のブログです。情報科学に関するブログを月1回お届けしています。

2025年8月8日(金) 
復号化を知ることが暗号化の理解を深める
 暗号化とは、情報を読めない形に変換することです。
復号化は、その逆で、暗号化した情報を元の状態に戻す作業のことです。
 
 
 暗号化が必要な理由は、情報を守るためです。これにより、不正アクセスや盗聴を防ぐことができます。社会で使われている暗号化の例としては、Wi-Fiのセキュリティがあります。Wi-Fiでは、通信内容を守るためにWPA2という暗号化技術が使われています。さらに、インターネットバンキングやオンラインショッピングでも暗号化が重要です。これらの技術があるおかげで、私たちは安全にインターネットを使うことができます。
 
 
 しかし、技術の発展によって復号化が簡単になることがあるため、常に強化する必要があります。
 
 
 復号化を学ぶことは、単に技術を理解するためだけでなく、その脆弱性や限界を深く知ることにもつながります。復号化を学び、暗号の強度を正しく評価する力を養うことで、どんな暗号が安全で、どのような状況で脆弱になるのかを見極めることができます。
 
 
 この知識を持つことで、私たちはより強固な暗号を作る方法を考え、さらに安全な通信技術を実現することができます。
 

おうちで
チャレンジ!

■例題(れいだい)

Q.「すいか」を一文字ずつ次の文字にすると?

ヒント:「す」の次は「せ」

こたえ:「せうき」

 

■問題(もんだい)

ちうぷあげつゅろあずきっぺ きうしうつょえ!

ぞふ しあきすとの!

 

※「っ」と「!」はそのままだよ!

※「ん」の次は「あ」だよ!

 

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2025年7月18日(金) 
IoTの仕組みとロボットの遠隔操作

 現代社会では、シンプルなルールとセンサー情報の活用により、さまざまな課題が解決されています。

 例えば、核家族世帯の増加により家事の負担が問題視されていますが、遠隔操作ができるお掃除ロボットの普及により軽減されています。

 この遠隔操作には、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が活用されています。これは、インターネットを通じて家電を遠隔操作できる仕組みです。お掃除ロボットの他にも、スマートスピーカーや自動調理家電などがあります。
 
 IoT家電の動作には、プログラミングの工夫が欠かせません。

 例えばお掃除ロボットは、単にランダムに動くのではなく、センサーを活用して障害物や汚れの位置を検知し、最適なルートを選択します。その際に、変数や条件分岐を活用することで、状況に応じた柔軟な動作を可能にしています。例えば、「壁にぶつかったら90度回転する」「汚れを検知したらその場を重点的に掃除する」といったプログラムが組まれています。このように、シンプルなルールの組み合わせによって複雑な動作が実現されているのです。このようなプログラミングには、論理的思考力が求められます。掃除機が効率よく動くためには、どのようなルールを設定すればよいかを論理的に考え、無駄のないルートを導き出す必要があります。これは、まるでパズルのように試行錯誤を繰り返しながら最適な答えを見つける作業です。

 このような思考力を育むことは、子どもたちの学習にも大きな意味を持ちます。問題解決力や創造力が養われ、将来のさまざまな分野で役立つ力となるのです。

 

おうちで
チャレンジ!

おうちにあるIoT家電は何かな?いくつあるかな?

探して数えてみよう!

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2025年6月13日(金) 
コンピューターの仕組みとビット演算

 コンピューターは、0と1の組み合わせで情報を処理しています。

この0と1の並びを「2進数」と呼びます。コンピューターが理解できる言葉です。

 私たちが普段使う「10進数」とは異なり、2進数では0と1の2種類しか使いません。例えば、10進数の「3」は、2進数では「11」と表されます。こうした仕組みを理解することで、コンピューターの動作原理が分かるようになります。

 プログラミングの世界では、「ビット演算」というものがあります。これは、0と1を使って計算を行う方法で、いくつかの種類があります。その演算を組み合わせることで、コンピューターは高速に計算を行っています。

 

 ビット演算が利用されている技術の中に、ネットワークの分野で「IPアドレス」「サブネットマスク」という仕組みがあります。

 IPアドレスは、インターネット上でコンピューターの住所のような役割を果たし、どの機器と通信するかを決めるために使われます。

 一方、サブネットマスクは、IPアドレスの中で「ネットワークの部分」と「コンピューターの部分」を区別するための仕組みです。

 ビット演算を学ぶことで、コンピューター全般の仕組みをより深く理解でき、プログラミングを社会に活かす方法を考える思考力を身につけることができます。

 
 

おうちで
チャレンジ!

おうちのスマートフォン・パソコン・タブレット・ゲーム機のIPアドレスはいくつかな?

確認の仕方を調べてみよう!

 

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2025年5月16日(金) 
デジタル文字

 日々の暮らしの中で、私たちは何気なくデジタル表示を目にしています。

時計の時刻表示、電卓の数字、家電の操作パネル――これらはすべて、必要な情報を瞬時に伝え、生活を便利にしてくれる存在です。

その根幹にあるのが、7セグメントLEDの仕組みです。7セグメントLEDとは、7つの小さなランプ(LED)を組み合わせて、数字や文字を表示する装置のことを言います。

この技術の核心にあるのは、1と0の組み合わせで成り立つ「ビット」の世界です。LEDの点灯・消灯を1と0で制御し、それを組み合わせることで、数字や文字を作り出しています。こうしたシンプルな論理の積み重ねが、複雑なデジタル表示を支えているのです。

わずか7つの光の組み合わせで多様な数字や記号を表現するこの技術は、デジタル表示の基礎となり、私たちの社会を豊かにしています。

デジタル表示に興味を持つことは、単なる知識の習得ではなく、電子工作や回路設計の理解へと発展し、未来の技術者や発明家の第一歩となります。

自分の手で動かしたLEDが、数字を形作る瞬間――その小さな成功体験が、次の挑戦へとつながっていきます。

そして、いつか子どもたちが生み出す技術が、誰かの役に立ち、社会をより良いものに変えていく日が来るかもしれません。

 

おうちで
チャレンジ!

「7セグメントLED」で数字を表示するとき、ランプはいくつついているかな?

 

0~9まで、考えてみよう!

 

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2025年4月18日(金) 
プログラミングスキルのつながり

 インターネットが生活の一部となった現代では、ネットワークの仕組みやセキュリティを理解することが、単なる知識の習得ではなく、社会で必要なスキルの一つになっています。この学びは、プログラミングのスキルとも深く関係しています。

プログラミングを学ぶことで、コンピューターがどのように動くのかを理解し、情報を安全にやり取りする方法を考える力が養われます
また、プログラミングを通じて「論理的に考える力」が身につくことも、セキュリティ対策に役立ちます。

不正アクセスを防ぐための仕組みを考えたり、情報が外部に漏れないようなプログラムを作ったりするには、問題を論理的に分析し、適切な対策を講じる力が必要です。

こうしたスキルは、プログラマーだけでなく、日常的にインターネットを利用するすべての人にとって重要なものです。

これからの時代を生きるうえで、プログラミングスキルとセキュリティ意識をともに高めていくことが大切です。

おうちで
チャレンジ!

「アプリをダウンロードするとき、『アクセスを許可しますか?』と出たら、どうするのが安全かな?」

おうちのルールを決めてみよう!

 

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2025年3月14日(金) 
ネットワークとセキュリティを学ぶ意義

 現代の社会では、インターネットを活用する機会が増え、家庭や学校、職場など、あらゆる場面でネットワークを利用することが当たり前になっています。しかし、その一方で、不正アクセスや情報漏洩(じょうほうろうえい)などの危険も身近なものとなっています。こうしたリスクを防ぐためには、ネットワークの仕組みやセキュリティについて正しく理解し、安全に活用する力を身につけることが大切です。

 文部科学省の学習指導要領においても、情報通信技術を正しく活用する能力は重要視されています。特に高等学校の「情報Ⅰ」では、ネットワークの基本的な仕組みや、データを安全にやり取りするためのセキュリティ対策について学ぶことが求められています。また、小中学校の段階でも、インターネットを使う上でのルールや危険性について学ぶ機会が設けられています。

 例えば、SNSで友達のようにふるまい、パスワードを聞き出そうとする「なりすまし」や、不正なメールを送り、相手にウイルスを開かせる「フィッシング詐欺」など、インターネット上にはさまざまな危険があります。こうした手口を知り、正しく対応する力を身につけることは、子どもだけでなく、大人にとっても必要なスキルです。

 インターネットは便利である一方、正しい知識がないと危険に巻き込まれる可能性があります。だからこそ、ネットワークとセキュリティについて学ぶことは、安心してデジタル社会を生きていくために欠かせないものなのです。

おうちで
チャレンジ!

「電車の中でスマホを使っているとき、うしろの人にパスワードが見られていたら…?」
おうちで一緒に考えてみよう!

 

 

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