HALLO担当講師のブログです。情報科学に関するブログを月1回お届けしています。
現代の社会では、インターネットを活用する機会が増え、家庭や学校、職場など、あらゆる場面でネットワークを利用することが当たり前になっています。しかし、その一方で、不正アクセスや情報漏洩(じょうほうろうえい)などの危険も身近なものとなっています。こうしたリスクを防ぐためには、ネットワークの仕組みやセキュリティについて正しく理解し、安全に活用する力を身につけることが大切です。
文部科学省の学習指導要領においても、情報通信技術を正しく活用する能力は重要視されています。特に高等学校の「情報Ⅰ」では、ネットワークの基本的な仕組みや、データを安全にやり取りするためのセキュリティ対策について学ぶことが求められています。また、小中学校の段階でも、インターネットを使う上でのルールや危険性について学ぶ機会が設けられています。
例えば、SNSで友達のようにふるまい、パスワードを聞き出そうとする「なりすまし」や、不正なメールを送り、相手にウイルスを開かせる「フィッシング詐欺」など、インターネット上にはさまざまな危険があります。こうした手口を知り、正しく対応する力を身につけることは、子どもだけでなく、大人にとっても必要なスキルです。
インターネットは便利である一方、正しい知識がないと危険に巻き込まれる可能性があります。だからこそ、ネットワークとセキュリティについて学ぶことは、安心してデジタル社会を生きていくために欠かせないものなのです。
「電車の中でスマホを使っているとき、うしろの人にパスワードが見られていたら…?」
おうちで一緒に考えてみよう!
お気軽に
ご相談ください
※泉が丘校・東海校ではプログラミングも学ぶことができます。お気軽にご相談ください。