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〈福島県〉県立高校入試 入試傾向

 2025年度 英語

全体の傾向

「~語以上」「~語以下」ではない完全な語数指定の英作が出題されました。英問英答など「書かせる」問題が多く出ます。

傾向は例年通りではあるものの、単語・文法が難しいものが多く解きづらい問題でした。最近英作がかなり増えています。高得点を狙いたい子は英作対策が大事!!!

問題構成

  • 大問1 放送問題

聞き取りとスペリングの能力を試されるので正確に単語や話の流れを聞き取る必要があります

  • 大問2 文法と慣用句表現

適語・適文選択、語順整序・対話文の適文選択

  • 大問3 適語句・適文補充

題材は手紙文(メール)や感謝の手紙など。文法、構文、語彙力を試されます

  • 大問4 対話文読解

複数人で一つのテーマについて話す内容。資料を読み取る設問も含まれます

  • 大問5 長文読解

体験文やスピーチ形式で出題される。英問英答が出題されやすい傾向があります

2026年度 出題傾向予測

  • 教科書で扱う単語と文法が英検3級相当から準2級相当へと変わりました。
  • これまで高校で習う文法が中学校へ下りてきましたので、単語数と扱う文法が増えることと、そちらに合わせて長文読解の難化、英問英答などの難易度が上がることが予想されます
  • 図表やグラフの活用問題にも注意が必要です。
 2025年度 国語

全体の傾向

  • 大問3の基礎的な問題の長文化がみられました。設問の内容を上手く読み取ることが必要となります。
  • 一昨年に比べて今年は易しい傾向でした。他教科に比べても時間が余ることが少ない+点数差がつきにくい教科です。配点の大きい問題でミスをすると一気に点数が下がるから要注意!!!

問題構成

  • 大問1 漢字の書き取り

小学校で学習する内容から出題されることが多い!

  • 大問2 俳句

詩→短歌→俳句 の順番で出題。今年度は『詩』が出題される可能性大!

  • 大問3 古典

古文は歴史的仮名遣いが毎年出題(正答率9割:目指せ全員正解!)

  • 大問4 小説

登場人物の心情把握・情景理解が中心に出題。30字、60字程度でまとめる問題が例年出題されます

  • 大問5 論説文

段落構成や文法問題が出題。筆者の主張(考え)を的確に読み取り、まとめる力が重視されます

  • 大問6 作文

グラフや資料を読み取った上で自分自身の考えを書くことが多い。2段落構成、200字以内。

2026年度 出題傾向予測

  • 直近での2021度の改訂が大きく影響し、新しい追加される内容が多く、傾向にも変化が出てきました。国語では、思考力・判断力・表現力の育成に力を入れた教科書となりました。
  • 語彙や語句の増加に伴い、知識を問われる問題が増加していくと予測されます。
  • 語句や知識をもとに、自分の意見を述べる記述問題も増加していくことが予測されますので、自分の意見を簡潔にまとめる力が必要となります。
 2025年度 数学

全体の傾向

  • 「累積度数(中1)」「反例(中2)」「四分位範囲・箱ひげ図(中2)」などは例年出題されています。
  • 学年移項になった単元「素数、素因数分解(中3→中1)」も要注意。
  • 大問3の基礎的な問題の長文化がみられました。設問の内容を上手く読み取ることが必要となります。
  • R7年度は証明の出題形式に変化が見られました。今年は穴埋め問題が採用され、その証明の流れの続きを記述する形式になっています。

★変化に戸惑ってしまうことはよくあることですが、基礎を徹底して学習しておくことが慌てずに対処できるようになる秘訣です!

問題構成

  • 大問1 基礎問題

正負の数、式の計算、平方根、比例と反比例、平面図形 など

  • 大問2 基礎問題

多項式、文字式、1次関数、2次関数、空間図形、平面図形(作図)、平行と合同 など

  • 大問3 確率、資料の分析、四分位範囲、規則性など

今年は規則性について出題

  • 大問4 方程式の文章

連立方程式の問題が出されることが多い!

  • 大問5 証明

三角形と四角形、相似な図形、円

  • 大問6 関数の利用

グラフの式・傾き、座標を求める問題が出題。今年は、y=ax2の曲線と直線とが交わるグラフ問題が出題。

  • 大問7 図形の利用

相似な図形、三平方の定理を使った線分の長さ、線分の長さの比・面積や体積を求める

2026年度 出題傾向予測

  • 設問の長文化と日常生活をテーマにした問題が出題される予測です。計算力だけではなく、問題文で何を問われているのかを理解する力が必要となります。
  • 2025年度では出題されなかった単元が、来年度は出題されることが予想されます。前回の改訂で繰り下がった単元(「累積度数(中1)」「四分位範囲(中2)」「箱ひげ図(中2)」)は年が浅いため狙われる可能性が十分にあります。
 2024年度 社会

全体の傾向

  • 対話文形式の問題文が出題され、地理・歴史・公民分野から2題ずつ出題されました。
  • 資料の読み取りや指定された語句で記述式の問題を解くなど、知識を発展させて明確に答える力が求められます。
  • 公民に新用語が追加!SDGs等現代の動きや社会問題の内容が深掘りされています(持続可能な~、VR、クラウドファンディングetc...)

出題傾向

  • 大問1 世界地理

世界地図、世界の諸地域(今年は地図の種類と特徴などが出題)

福島の入試は「気候(雨温図)」が頻出。また、グラフ資料の読み取りも頻出。

  • 大問2 日本地理

中国・四国地方、中部地方、関東地方などの地方単位で出題(今年は中部地方が出題)

最近「地形図」が組み込まれることがとても多い!地図記号、等高線について覚えておきましょう。連続で同じ地方について出題されたことはないため、過去問題でチェック!

  • 大問3 歴史(古代から近世にかけて)

年表問題で出題。近代日本の対外関係、○○時代~△△時代など幅広く問われます。

例年の傾向どおり、今年はカード形式で各時代について出題されました。

  • 大問4 歴史(近代以降)

年表だけではなく、カードやレポート形式で出題されることが多い。今年は年表が出題。

最近は、明治時代~昭和初期について出題される頻度が高い傾向にあるため、人物と出来事をセットで覚えましょう。○○文化(天平文化、国風文化、元禄文化、化政文化etc...)が毎年1問は出ています。

  • 大問5 公民

グローバル化、経済、契約、物価の変動、政府の役割や税制など。今年は経済分野から出題。

  • 大問6 公民

現代日本の諸課題、人権の保障、政治参加、持続可能な社会の実現に向けた課題。

アルファベットの略称は覚えておきましょう。結構な頻度で出題されています(EU、ASEAN、UNESCO、WHO...etc)

2026年度 出題傾向予測

  • 設問の長文化、最近では資料を時代ごとに比べる読み取り問題など、入試問題で扱う資料が増加傾向にありますので、語句の知識を身に着けるだけではなく、教科書や資料集の読み込みも必要となります。
  • 全教科通じてですがSDGsに関連する問題がより多く出題されますので、国語の作文や英語の長文読解など、様々な教科にも関連する内容となりますので、世界規模での問題に対して自分なりの考えをまとめることが必要となります。
 2025年度 理科

全体の傾向

  • 対話文形式の問題文が出題され、生物・地学・化学・物理分野から2題ずつ出題されました。
  • 理科の設問の半分程度は記述問題となります。
  • 例年よりも、1年,2年の学習内容からの出題の比重が増えている印象でした。教科書の太字の語句を中心に暗記をしつつ、実験や観察の目的・結果についての理解を深めることがとても重要です。

大問構成

  • 大問1 生物分野:細胞分裂について
  • 大問2 生物分野:生物分野:消化酵素・体のはたらきについて 
  • 大問3 地学分野:火山岩・堆積岩について
  • 大問4 地学分野:天気図・気象について 
  • 大問5 化学分野:気体の性質について
  • 大問6 化学分野:水の電気分解・生成について
  • 大問7 物理分野:力のはたらき方に関する問題
  • 大問8 物理分野:陰極線・放射線について出題

2026年度 出題傾向予測

  • 従来と変化はないと予測されますが、これまでも複数単元にまたがる複合問題が出題されましたので、2年生と3年生で習う化学の内容が混ざった問題が出されるなど、学年を越えた単元ごとの対策が必要となります。