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〈茨城県〉県立高校入試 入試傾向

 2022年度 英語
 
大問構成は、1 リスニング、2 語句、3 短文読解、4 対話文 読解、5 長文読解、6 語句並べ替え(不要な語を1つ含む)で例年通りです。
大問4と大問5の適切な語句を書き入れる問題では、昨年度は本文から書き抜く問題が多かったですが、今年度は本文の内容に合うように自分で考えて文章を作る問題を中心に出題されました。
 
問題全体を見ると、ただ聞き取ったり読み取ったりするだけでなく、得た情報をもとに考える力、情報を処理して判断する力が必要な問題が増えてきています。
 
英単語の練習は、単語テスト直前だけでなく、日々取り組むようにしましょう。
また、学校の実力テストや塾の模試の解き直しを怠らないようにしましょう。問題文の中で分からなかった単語や慣用句を調べ、訳をとれなかった英文は訳しておき、長文でも丁寧に取り組むようにしましょう。
 
 
 2022年度 国語

問題全体をみると、昨年度は 出題がなかった記述問題が今年度は出題されました。昨年度は出なかった、漢字の書き取りも復活しています。また、大問3の説明的文章は、「題材について」のみではなく「題材についての話し合いを深掘りする問題」が出題されました。

まず、語彙力を身に着けるために、文章中の意味が分からない言葉、少しでも意味が曖昧な言葉は、すぐに辞書で調べる癖をつけておくようにしましょう。

文章を書くときや先生と会話するときなどは、正しい日本語を使うことを常に意識することも大切です。

実力テストや模試の振り返りでは、文章の内容が理解できるまで丁寧に読み直しを行い、解説を読み込んで理解を深めましょう。

入試問題は文字数が非常に多いです。日頃から文章に触れていないと、読解力はつきません。短い文章からでも良いので、今のうちから文章を読むことに慣れておきましょう。漫画やSNS、ネットニュースなどではなく、新聞や新書・小説といった、校正されている(正しい文法で書かれている)文章を読むことが大切です。

 
 2022年度 数学

大問構成は例年通りです。

大問1の計算問題や大問2の小問は基本的なものが多く、前年度初めて出題された箱ひげ図も出題されましたが、比較的解きやすい問題構成でした。

大問3は確率問題でやや難しそうに見えましたが、階段で出会うのは1~6段目でサイコロの出た目と同じで一度しか振らない、中身はシンプルな設計になっていました。

大問5に、ここ2年小問で出題されていた2次関数が復活しました。2次関数の部分は難しくありませんが、⑵の不等号を用いて解答する問題は、受験生にとっては少々難しい構成になっていました。

全体的には例年どおりの難しさで、高得点は取りにくい問題となっていました。

学校で実施している実力テストのような形式の問題を解き、入試の出題傾向に慣れておく必要があります。

基本の計算問題は、正答率を上げるために何度も類似問題を演習しましょう。

茨城県の数学の高校入試の問題は、よく読めば中身は基本的な問題も多いので、小問などで失点をしないよう、苦手な分野がないように幅広く勉強をすることが重要です。

図形問題は毎年難問が出題されやすいです。数学が苦手で図形が苦手な人は多いと思いますが、図形の問題は必ず出るのでしっかりと対策をしましょう!

 
 2022年度 社会

地理/歴史/公民、ほぼ均等に出題されて、比較的解きやすい問題が多く出題されました。

昨年度と比べると単語を書かせる問題は2問から6問と増加しましたが、昨年と同様に文章を書かせる記述式は1問も出題されませんでした。

〇✕問題や資料の読み取り問題が多く出題され、時差の問題のような解き方を知っていれば点数が取れる問題が出題されていました。

幅広く出題されますので、地理歴史を習う中で、苦手な分野を作らないように全体的に復習をしましょう。

また、資料を読み解く力を身に着けていくために、教科書や資料集の写真、グラフをよく見る習慣づけが大切です。

選択問題と記述問題の出題傾向は、ここ5年は年度によってバラつきがあります。そのため、選択問題と記述問題、どちらにも対応できる力が必要となります。

暗記する上で、ただ単に問題を解くだけではどうしても忘れやすいです。「なんで・どうして」を念頭に勉強をするようにしましょう。

 
 2022年度 理科

今年度の傾向として、作図や化学式の記述問題が復活しました。また、計算問題は出題されず、実験の結果から答えを導く問題が多く出題されました。問題文の文章量が多い問題もありました。今年度の出題単元は、大問1:小問集合、大問2:光(物理)、大問3:イオン(化学)、大問4:消化(生物)、大問5:月と金星(地学)、大問6:生物と化学の融合問題でした。

物理、化学、生物、地学と幅広く出題されているので、今のうちから少しずつ復習することが大切です。特に1、2年生の暗記系は、はやめに始めておきましょう。

実験に関しては、目的・方法・注意点・結果・考察を関連づけて覚えるようにしましょう。

文章が多い問題を解くときには、答えのヒントになりそうな文を見つけたら、線を引いたり丸で囲んだりして、内容を整理しながら素早く正確に解くことを意識して行いましょう。